事業内容

廃プラスチックを、ふたたびオイルへ。廃食油・バイオマスをバイオ燃料へ。私たちは、確かな“油化技術”で、循環型社会の創造を目指します。

HiBD油化装置(HiBD方式)

HiBDバイオディーゼル製造装置
『HiBD-β』

HiBD(ハイビーディー)技術とは、HiBD研究所の藤元所長の特許技術である“触媒による動植物油脂の接触分解技術”のことです。この技術により、廃食用油や油脂含有バイオマス(液体、固体を問わない動植物性の油脂)から、高品質な炭化水素油のバイオ燃料(ガソリンを含む灯軽油分の混合油)を生成することができます。その第1号機として、JICAとJSTのODA事業である世界開発援助SATREPS事業の『新バイオディーゼルの合成法の開発』を受託。タイのチュラロンコン大学へバイオディーゼル製造装置『HiBD-β』を納入しました。。
メタノールを使用する従来のバイオディーゼル製造方法である『BDF(FAME法)』では、生成油は脂肪酸メチルエステル(C、H、Oの化合物)であるのに対して、『HiBD』では一般的なガソリンや軽油と同じ炭化水素油(C、Hのみの化合物)になるため、エンジンの樹脂やゴム製部品の劣化がなく、熱影響による酸・スラッジの発生や品質劣化の心配もありません。そのため、BDFが軽油に対して5~10%程度しか混合できないのに比べ、HiBDなら100%バイオディーゼルでの使用も可能であり、次世代のバイオ燃料の可能性を大きく広げています
HiBD製造装置(HiBD方式)

HiBDバイオディーゼル製造装置
『HiBD-50』

NEDO(国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構)より、平成29年度「ベンチャー企業等による新エネルギー技術革新支援事業」の採択を頂き、製造したHiBDバイオディーゼル油化装置。この事業では、廃食用油から市販されている軽油と同じ、軽油の強制規格、標準規格、JIS1号規格の規格を満たした炭化水素油まで品質を向上させることに成功させ、次世代型バイオディーゼル技術であるHiBD方式の可能性を更に広げる結果となりました。
RE:OIL活動
『廃プラスチックを、ふたたびオイルへ』(HiCOP研究所)
『廃食油・バイオマスを良質のバイオ燃料へ』(HiBD研究所)
一般社団法人HiCOP研究所/HiBD研究所が提唱している、新しいリサイクル文化の普及を目指すRE:OIL(リオイル)活動。
捨てられるゴミの有効活用、資源の循環化を促進し、更には事業的・経済的にも自立し永続できる循環型社会の創造へ向けた取り組みで、弊社も賛同しています。
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